2022 トルコ カッパドキアとトルコ原産の動植物 地球はともだち環境ポスター展
2022年 12月 03日

地球はともだち環境ポスター展作品をご紹介します。
毎年訪ねたことのない国の万物を調べて、地球のさまざまな環境に抱かれる人びとの生かされようをぎゅっと凝縮した作品作りをしています。
2022地球はともだちポスターは、
トルコをテーマに制作しました!
トルコは黒海の南側に位置し、西には以前この
シリーズで描いたブルガリア、東にジョージア
そして北にウクライナ、北東にロシア
という位置にあります。
この位置関係をみると、現在紛争の起きている国々がこれまでも歴史の中で深く関わっているのであろうことを考えさせられました。
今年はトルコの石と海の象徴のブルーをバックに壮大な歴史を持つイスタンブールとそれ以上に長く人びとの暮らしの場であったカッパドキアを対比的に描きました。(いずれも世界遺産)
現在の首都はアナトリア半島中央のアンカラですが、ボスポラス海峡のある都市イスタンブールはトルコ最大の都市です。
東ローマ皇帝によるビザンツ帝国〜オスマン帝国の時代コンスタンティノープルと呼ばれ、黒海とギリシャエーゲ海へと通じヨーロッパとアジアの架け橋の唯一の地域であり世界の中心とも言われました。
ブルーモスクと並ぶビザンチン様式の6世紀の建築アヤソフィアではイスラム圏ではめずらしいキリストのモザイクも見ることができます。
トルコ周辺では古代ギリシャ、ペルシャ帝国、東ローマ、ビザンチン帝国、オスマン帝国と、数々の帝国が入り乱れ興亡しました。
中でもオスマン帝国は1600年代には世界最大の勢力を誇り東ヨーロッパ、アフリカ北部、エジプト、西アジアまでと、現在の国土とは比べものにならないほどの地域を治めていました。1923年にトルコ共和国になるまで、日本での鎌倉時代から大正まで、600年も続いた王朝でした。
一方、トルコ中部のカッパドギアは、火山灰が体積された奇岩に覆われています。これは凝灰岩と硬い地層が折り重なり、きのこの形をした岩なども風雨に浸食されてできたものです。
青銅器時代四千年もの昔からカッパドキアの穴居人は、その柔らかな岩を掘って住居としていました。
その後イスラム勢力から逃れた初期のキリスト教徒たちが隠れ家として作りだした神秘的な街は、36も発見されており、岩を削った教会や住居、地下貯蔵庫などからなる地下都市は、今なお解明されていない謎に包まれた神秘の都市なのです。
またかつてヨーロッパで投機対象にもなったチューリップは
世界中で食されるオリーブもまたこのエリアが原産です。
ゆったりとした「シャルワール」というズボンを組み合わせます。頭をすっぽり覆う「フェズ」という赤い帽子も有名です。
エレクトロン貨(エレクトロンか、Electrum)は、紀元前670年頃にアナトリア半島のリュディアで発明された、世界最古の鋳造貨幣です。
Netflixで放映しているドラマ『オスマン帝国:皇帝たちの夜明け』、BSで『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』など、放映され、ちょっとしたトルコブームかも^_^。
日本とは友好国関係ということで、美味しい食べ物も多く、これからも注目の国ですね!
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チャリティーカレンダー+環境ポスター展
24日より開催です!
現在の在廊予定
26日(土)15:00〜19:00
29日(火)15:00〜16:00
池袋駅東口より徒歩5分、ベローチェ隣、
電車の飾られたビルの14階です。
2022年11月24日(木)~29日(火)(日祝開場)
11:00~19:00 ※最終日(29日)は16:00まで
『ギャラリー路草』
〒171-0022 豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東五号館14階
http://gallery-michikusa.jp/access/
カレンダー出品者
小笠原有子 小川麻子 小川航司 加藤英一郎
鈴木泰子G(相田英子 白谷泉 中川恭子 深谷友紀子 栁下由紀子)
なかがわみさこ 浜崎ゆう子 浜野史 村上祥子 吉田修一
ポスター出品者
相田英子 アオキジュニヤ 池田秀夫 岩田雄二 梅原 聡 えだかのん+三森健太
大橋 彰 小笠原有子 小川航司 長部 透 加藤英一郎 佐々木ゆたか 白谷 泉
鈴木泰子 髙安恭ノ介 辻美保子 中川恭子 なかがわみさこ 中島安貴輝
新倉サチヨ 袴田一夫 橋爪かおり 浜野 史 深谷友紀子 儘田能光
まゆみん 水野朋子 光家有作 武藤 修 村上祥子 本山浩子 栁下由紀子
吉泉ゆう子 吉﨑達夫+寺崎 愛 吉澤つぐみ 吉田修一 和久津星子 渡辺龍哉 (50音順)