2018 ブルガリア カザンラクのバラ祭り 地球はともだちポスター展
2018年 10月 18日

地球はともだち 環境ポスター展では毎回 地球と人との関わりを現す世界の自然の恵みと女性のシリーズを描いています。
女性像はやや抽象化したバルーンフェイスというシリーズで民族衣装とともに顔のわずかなディテールの変化で特徴を描き分けています。
2018年作品『カザンラクのバラ祭り』
ブルガリアカザンラク近郊のバラの谷と伝統的なブルガリアの民族衣装のローズピッカーを描きました。
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5月〜6月、バラ農家たちは、たくさんの労働者を迎え入れ、一年の成果を得るために、
花びらの収穫や加工のために多くの準備をして幸せなダイナミックな時を迎えます。
早朝から瑞々しいバラを摘み取る女性たちは、古くからの伝統で最初の一輪を髪につけます。
作業には、バラが乾燥しないように花びらの水分がしみない柳のバスケットが使われています。
古代よりバラのあったブルガリアですが、ローズオイルの元になるダマスクローズはシリアからもたらされ
13世紀頃から生産され、土地の生産者は優れたローズオイルの独創的な製法を研究することにもたけていました。
採油される代表的な品種は他に白バラロサアルバや花びらの多いケンテフォリアローズ。
1グラムのローズオイルを作るのには1000〜3,000本のバラが必要だとか。
酸化しにくい性質のオイルは貨幣と同じように扱われた貴重品でもありました。
現在、世界のバラ油の半分近くを生産しています。
バルカン半島、ブルガリア南西部のローズバレーは、トラキア王の谷と呼ばれることもあります。
エジプトの王の谷のように、約1500の墓が密集しており、多くはトラキア王の遺跡を保有しています。
紀元前3000年ごろより古代トラキア人の文明の黄金期を築き、
紀元前6世紀頃よりペルシャ、マケドニア、ローマ、ブルガリア、トルコと様々な勢力が入れ替わりました。
今なおトラキア文明の大遺産を秘めた土地でもあります。
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*レセプションパーティでは、こちらも恒例の民俗調コーディネートのコスプレを披露しバラのケーキをお配りいたしました。
「地球はともだち チャリティー2017カレンダー展+環境ポスター展」@市ヶ谷山脇ギャラリー
2017/11/24(金)- 11/30(木) 11:00 – 18:00 日曜休館
※初日17日は14時〜、最終日24日は14時まで。
◉レセプションパーティ:25日(土)15:30〜17:15
地球はともだち http://www.tiqtomo.com/
ブルガリアKazanlakの2019ローズフェスティバル
ローズフェステバルは首都のソフィアから東に200kmのところにあるバラの谷、カザンラクで行われます。
Rose picker in traditional Bulgarian folklore clothing near Kazanlak, Bulgaria
ブルガリアカザンラク近郊の伝統的なブルガリアの民族衣装のローズピッカー
5月6月はバラの収穫の季節
ローズバレーは、しばしば、トラキア王の谷と呼ばれることもあります。
エジプトの王の谷のように、約1500の墓が密集しており、多くはトラキア王の遺跡を保有しています。
地元の農家たちは、たくさんの労働者を迎え入れ、一年の成果を得るために、
花びらの収穫やバラの加工のために多くの準備をして幸せなダイナミックな時を迎えるのです。
早朝から摘み取る女性たちは、古くからの伝統で最初の一輪を髪につけます。
作業には、摘み取ったバラが乾燥しないように花びらの水分がしみない柳のバスケットが使われています。